さて第1期も前半を過ぎまして、いくつかの宿題について発表レポートします。

宿題で大切にしていること

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ProtoOut Studioの宿題では「技術と発想を創造力でつなげること」と「他者へ向けてアウトプットすることでクオリティを高めること」を大切にして、Googleスライドで概念図やプロセスを伝えること、YouTubeでの動画や制作の写真を効果的に使うことを学びながら、Qiitaへのアウトプットを着地にして宿題を期日までに組み上げています。

第2回宿題「APIをLINEメッセージで表現しアウトプット」

第2回に向けての宿題では、第1回で学んだAPIのつなげ方を技術のベースにして企画を立て(発想して)APIをLINEメッセージで表現しアウトプットしました。生徒のみなさんはQiitaという人の目の触れるアウトプットで緊張しつつも、自分なりに制作物を伝えられるように試行錯誤していました。

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たとえば、生徒の三木さんはAIメーカーを使ったポテトチップス判別のLINE Botを作った発表でした。もともと、AI画像認識に興味がありこの宿題を機会に触ってみようというモチベーションがあったとのこと。

実際の発表ではスライドを交えて1~2分程度で話すアウトプットをしましたが、ポテトチップスという誰もが食べたことがあるものをベースに、地道に画像認識をさせて、しっかりとコンテンツが仕上がっている内容でとても面白いものでした!

もちろん、Qiitaのアウトプットも添えられています。

AIメーカーを使ったポテトチップス判別のLINE Botを作ってみた - Qiita

このようにQiitaでのアウトプットがあることで、自分の理解を自分でまとめることでスライドで話すことも整理され、分かりやすさがプラスされます。

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さらに「苦労したこと」といった制作の流れが見えるストーリーもまとめていますね。

こうすることで、他の人が同じように悩んだときに参考になったり、より良いアドバイスをもらえたりと、アウトプットのその先のフィードバックにもつながるので、宿題を通じてアウトプットの勘所にも気づけています。

第3回「API+IoT+LINEメッセージを組み合わせよう」

第3回に向けての宿題では、第2回で学んだ obniz でのIoT部分の技術を加えて第2回以上に技術を組み合わせています。技術要素を徐々に増やして発想していくことで、ひとつひとつの技術が単純なパーツではなく、発想を広げていくために大切な創造力のベースになります。

概念図・動画・スライドによる発表を行って前回と同じスタイルですが、生徒それぞれが自分自身のアウトプットのやり方が見えてきているので、より見応えがあるものになっています。

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その中でも一つピックアップすると生徒の嘉手苅さんの発表では、obnizとLINE botで好きな女優に腹筋を応援してもらうという、もう動画のインパクトだけでも盛り上がる作品でした。

内容もさることながら、動画を分割画面に見せる画像編集でしっかりされていて、発表時でもアプリ挙動・実際の使う人の動きなど状況がスムーズに分かりやすく伝えられるところまでアウトプットの配慮が行き届いているのもポイント。

技術的には obnizで腹筋カウンター & line bot という基礎的な技術調査を済ませた上で手堅く進める中間アウトプットされていました。制作は進めるにつれてボリュームが大きくなりがちなので、こうやって小出しにポイントを置くというは効果的な手法です。

obnizとLINE botで好きな女優に腹筋を応援してもらう という制作物のアウトプットについては、他の生徒から実装方法やコンテンツの作り方が参考にされていて、アウトプットすることによって生徒の中でも知見の共有が行われるフィードバックの良い効果が生まれていました。

このようにProtoOut Studioでは、授業や宿題を通じて素早くプロトタイプを作りアウトプットすることを繰り返すことで、生徒同士の知見の共有が生まれたり、より良い伝え方を磨いていくことができたり、技術と発想をつなげる創造力を育てていくことを大事にしております!