問い合わせにすぐ答えられない…という悩み、AIチャットボットで解決しよう
つくったもの

ノーコードツールの「Dify」を使用し、ギフトのマニュアルやQ&Aをもとに自動で回答してくれるAIチャットボットを制作しました。選択式で簡単に質問できるようにしたところがポイントです!最終的に、マニュアルの該当ページに飛ぶリンクを返してくれるようにしました。
制作のきっかけ

私は本社のギフトを担当していますが、今年から新しい承りシステムの運用が始まり、現場からの「操作方法がわからない」という問い合わせが急増しました。また、私自身ギフトの経験が浅いということもあり、マニュアルはあるけど「見つけにくい」「すぐに答えられない」といった課題に悩まされていました。そこで、わからないことを聞いたら自動で答えを返してくれる仕組みを作れないかと考えたのがきっかけです。
制作してみた結果
チャットボットは、マニュアルとQ&Aをもとに、質問に対して該当ページのリンクを自動で返す仕組みにしました。あえてAIが回答を生成せず、正確な情報にたどり着けるリンクのみを返すことで誤回答のリスクを減らしています。また、質問がマニュアルに載っていない場合にはGoogleフォームに誘導し、内容を記録・蓄積することで、継続的に回答範囲を広げられるようにしました。
実際に先輩社員に使ってもらったところ、「リンクですぐ該当ページに飛べるのが便利」「電話対応の時間が減りそう」と好評でした。一方で、「実際はマニュアル以外のことを聞かれることが多い」「結局電話が必要な場面もある」といった課題も見えました。今後は、よくある質問や電話内容を記録してQ&Aに反映していくことで、より回答できる幅を広げていきたいです。
今後の展望は、Teams上で動くチャットボットや、ギフト業務全体に対応できる“ギフトなんでもBot”を作っていきたいと思っています!
最後に
デジタルの知識が全くないところからの挑戦でしたが、短期間でチャットボットを作れるようにまでなりました。そして何より楽しくデジタルを学ぶことができました。講師の方や卒業生、一緒に学んできたチームの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
今後もさまざまなデジタルツールに触れながら、できることを増やしていきたいと思います!