発注支援ツールの作成
制作物の紹介
業務の中で多くの方が課題だと感じている手動発注を自動化する「発注支援ツール」を作成しました。
データ取得をPowerAutomateDesktop、発注数の算出をVBAで実行するものです。
その発注数の算出が重要で、売上や在庫状況から発注数を判断する、またその判断方法には複数のパターンがあるなど算出方法が複雑です。
このように複雑な判断をコード化することに、今回の重要な意義があります。
なぜそれを作ろうと思ったか
手動発注は店舗や商品ごとに異なる特性を考慮して発注する必要があります。
そのため①時間がかかる、②内容の精度、③個人差、という問題がありました。
私はバイヤー経験があり、在庫管理者として現場の状況も把握しているので、私がデジタルを介して解決するしかない!と思い取組みました。
完成までの道のり
データ取得からデータ抽出、発注書の作成をPowerAutomateDesktopとVBAで完成させます。
PowerAutomateDesktopのフローは学んだことや、YouTubeなどを活用して進めることができました。
マクロ作成は初めてのためChatGPTに聞きながら進めました。しかしデータ転記であればすぐできたのですが、発注数の算出方法になると計算式が複雑で中々うまくAIに意図を伝えることが出来ません、、。
そこで社内の詳しいかたに教えていただき、完成までに至りました。
制作してみた結果
部内の方は使用に向けてとても前向きな意見をくれています。
問題解決については
①時間→30分が10秒に、
②内容の精度→自動計算、
③個人差→誰でも使える、
というように解決できていると思います。
幅広く使ってもらうため運用を広めていこうと思います。
また今後必要であればバージョンアップもして、部内の業務改善に繋げていきます。