会話のきっかけを作ってくれる『よよぼっと』
②ほんの少しの勇気が出せなくて渡せなかったドラムスティックケース
数年後、憧れの人と対面したときの話です。プレゼントとして手縫いのドラムスティックケースを作ったのですが、もらってくれなかったらどうしようって弱気になってしまって、渡すことに迷いが出て渡せませんでした。あれだけ想いを込めて縫ったのに、受け取ってもらえなかったらって思ってしまってほんの少しの勇気が出なくてそれが出来なかった。本来渡すはずだった相手のもとに行けず、手元に想いだけが残ってしまったドラムスティックケース。心のどこかでひっかかっていました。
制作してどうだったか?
自らの力でドラムスティックケースから生まれ変わらせた”よよぼっと”で、僅かながらも会話のきっかけを作れるようになりました。そこで、今まで勇気が湧かずできていなかった様々なことに、一歩踏み出して挑戦することができました。
プロトタイプを作ったことで新たな展望を見いだせました
電子工作で”よよぼっと”を生み出したことで、私は一歩踏み出すことが出来ました。次のステップとして、”よよぼっと”を使って頂くことで、”会話のきっかけがない。勇気が出ない。”など私と同じように悩んでいる人達が一歩踏み出せる手助けが出来ればと考えております。さらなるステップとしては、"よよぼっと"の作り方を伝え、実際に作っていただく活動を継続することで電子工作の価値や楽しさを広め、独自の電子工作を通じて自身が抱える悩みが解決出来た!っていう人を増やしたいと思っています。将来的には、電子工作で一歩踏み出せた人達の姿をみたり聞いたりして、私も含めた他の人もインスピレーションを受けて、自身の新たな課題を解決するプロトタイプを作り続ける文化を広げていきたい!と考えております。