食品衛生のデータ収集の自動化
①制作物の紹介
PADとExcelのパワークエリを使い、不良品撲滅ツールの作成と店舗と共有するフォルダへ投稿するまでを全て自動化いたしました。
PADのフローの流れですが、毎週本部から送られてくる66店舗分のデータをExcelのパワークエリで統合し、CSVファイルを作成。作成したCSVファイルを不良品撲滅ツールのフォーマットに貼り付けし、フォルダへ投稿です。
店舗の食品衛生担当者は、フォルダから不良品撲滅ツールを確認し、売場の商品チェックの参考にいたします。
②何故その課題に取り組んだのか
私の現状の課題は2つあります。
1つ目は、売場の野菜の鮮度不良、商品の期限切れ、表示間違い、異物混入などの不良品の削減。
2つ目は、店舗の食品衛生担当者は、時間が足らず、売場の商品チェックがやりきれない。
この2点が課題です。
不良品を削減するための解決方法といたしまして、不良品撲滅ツールを有効活用しようと思いました。
不良品撲滅ツールとは、期限切れ、異物、鮮度等の不良区分、農産、水産、畜産等のグループコードとデータを確認したい店舗を選択すると不良品の詳細、数を確認できるツールです。
また、不良品をチェックする際、専用の端末を使用して商品名と数を入力いたします。
食品衛生スタッフである私は、不良品撲滅ツールを66店舗分作成しています。
私が作成している不良品撲滅ツールを店舗へ発信しているのですが、私の発信のスピードが遅いため、店舗ごとに作成しているのが現状です。
私が店舗へ不良品撲滅ツールの発信スピードを早くできれば、店舗は作成する必要が無くなり、時間を捻出できると思いました。
③制作してみた結果
不良品撲滅ツールの作成と投稿までを自動化することにより、店舗食品衛生担当者の作業は1320分削減でき、削減した時間で売場の不良品のチェック回数を増やすことができました。
これにより商品不良は減少し、お客さま満足に繋がっていくと思います。