WraptasにWebサイト移行してから一年たって感じたこと

WraptasにWebサイト移行してから一年たって感じたこと

こんにちは、須那です。
プロトアウトスタジオのWebサイト全般の運営をしております。
 
プロトアウトスタジオのWebサイトがSTUDIOからWraptasに移行してからまもなく一年を迎えるので、振り返り的にこの一年でどんなことやってきたのかと、Wraptasを一年使ってみてどうだったかの感想をまとめていこうと思います。
 
そもそもなぜSTUDIOから移行したのかについてはこちらの記事に記載していますのでよければ見てみてください。
 

この一年で取り組んだこと

もともとSTUDIO時代からWebサイトは「総合ページ」「個人向けページ」「法人向けページ」の3ページ構成だったため、Wraptasも同じようにスタートしました。
現在では、「ブログページ」「制作物ページ」「卒業生インタビュー記事ページ」を追加し、それぞれの記事ページにもNotionの同期ブロックを利用して、他の記事がサジェストされるようにしたりなど、Notion機能やHTMLとCSSを活用して改修を続けています。テストページを含めるとけっこうな数を編集している気がしますね。
 
こんな感じでNotionの機能とWraptasでCSSをいじってさまざまな機能を実装しています。

Wraptasの好きな点

想像以上に編集が楽

Wraptasを使っているとにかくこれを感じます。
基本的にはNotionに情報追加するため、Wraptas側での特別な作業は必要ないので、サクッと編集できます。
特にブログの執筆を誰かにお願いする時は、直接Notionページに書いてもらうだけなので、圧倒的に指示を出す側の手間が減っていると思います。
Notionのデータベースにはテンプレート機能があるので、これを使って記事のテンプレートを作ってしまえば、あとは誰が書いても同じ規格になるのは便利ですよね。
 

表現の自由度が広がった

WraptasではCSSやHTMLを使ってレイアウトを作ることができます。(もちろんCSSやHTMLを使わなくてもテンプレートなど多数用意されていますので、それらを使うこともできます。)
ノーコードツールでWebサイトを作れるサービスだと、がっつりCSSやHTMLをいじれなかったりする場合もあるのでその意味だとWraptasの自由度は高い気がしますね。
 
HTML + JSで実装できるおかげで、日本語の改行を自然で読みやすいように行ってくれる軽量な分かち書き器「BudouX」の導入もスムーズにいき、レスポンシブ調整もかなり楽になりました!
 
Wraptasを使ったいろんなWebサイトをみると、本当にNotionで作られているの!?みたいなものが多々あります。
Notionによる情報追加のハードルの低さ&Wraptasの表現の自由さの高さを組み合わせることで、他のノーコードツールとは違った味がだせるんですね。
 
こういう話をすると「CSSやHTMLわからないし…」と思われる方がいるかもしれませんが、今の時代はChatGPTがあるので問題ないと思います!
私自身もWraptas移行前は全くCSSやHTMLに触れてきませんでしたが、ChatGPTに助けてもらいながら改修を続けています。
その時の経験を下記に記載していますので、良かったら見てみてください!
 

とにかくサポートが丁寧

これは一年を通して感じました。
上記にも記載しましたが、私自身HTMLやCSSでレイアウト作る経験がなかったため、思った通りの表示や挙動が発生しないと、Wraptasの仕様なのか、Notionの仕様なのか、自分の技術不足なのか判断がつきませんでした。
そのため、わからないことがあればその都度Wraptasサポートにメールで問い合わせをして解決といった流れがよくあります。
返信のスピード感も早いですし、結果的にWraptas側で制御できない問題(Notionに埋め込んだyoutubeの再生回数をGA4で計測する方法)でも、解決につながりそうな記事やページを教えてくれることもありました。
 
実例を挙げると、Notionのブロックタイプを引用にして、画像を挿入した場合にWebサイトで表示されない不具合を報告したのが夜の22時。修正され、その他質問と合わせて回答が来たのが翌日のお昼頃でした。
毎回こんなに早いわけではないと思いますが、日本語でのサポート受けられるのはやはり楽ですね。
 

使ってみて感じた修正してほしい点

使っていく中で、修正してほしいなーみたいな点もあったので、記載しておきます。
 

画像のファイルサイズの最適化

画像をNotionにアップロードして、Wraptasを通して見ると画像サイズが最適化されていないことがあります。
アップロードした画像サイズが大きかったため、リサイズしてアップロードしなおしてもファイルサイズは変わらなかったり、場合によっては大きくなってしまうことがあります。
画像ファイルをAmazon S3にアップロードするのはNotionなので、Notionの仕様もあるとは思うのですが、ここは修正されると嬉しいですね。
 

終わりに

ということで、Wraptasを一年間使ってみての感想をまとめてみました。
全体を通して、かなり満足しています!
 
結果的にWraptasに移行したことでCSSやHTMLに触れることができて、個人的にも勉強にもなっているというのもあります。
ただ、完全0ベースでも続けれているのはChatGPTがある環境だからな気がしていますね。
そういう意味ではタイミングよく挑戦できてよかったです。
 
現状ではJavaScripをあまり触っていないので、その辺を実装してによりよいWebサイトに挑戦していきたいなーと思っています。
どんな点を改修したのかは今後も記事にして発信していこうと思いますので、ぜひ目を通してくれればうれしいです!