無料で始められる!NotionでWebサイトが作れるサービス8選

無料で始められる!NotionでWebサイトが作れるサービス8選

こんにちは、@n0bisukeです。
 
プロトアウトスタジオのWebサイトはNotionを使って作っていますが、
同じようにNotionからWebサイトを作成するサービスは調べるとそこそこあるみたいなので、少し使いつつ紹介したいと思います。
 
この手の話題だと、だいたい調べるとSuperが出てきますが、それ以外をピックアップしていきます。
 
無料でWebサイト作りたい(安く作りたい)そしてNotionを少しでも使ったことある人にはこの辺りのサービスはオススメです。

某授業で利用するツールの検証の一環

 
今回、某授業で利用する授業資料を載せる媒体としてNotionに資料を書きつつ、学生には生成されたWebサイト側を共有する運用を検討しています。
 
実は毎年資料を載せるプラットフォームを再検証していて、その一環で調査しています。基本的に無料でやれる内容だけ試しています。
 
こんな感じのページを作っています。
 

そもそもNotionの限定公開のままではダメなのか

 
OKな場合もあります。
ただ、NotionのUI以上のことはできないので、
 
  • ナビゲーションメニューをカスタマイズしたい
  • CSSでデザインを変えたい
  • スクリプトタグを使ってJavaScript埋め込みしたい
  • 見に来る人にDBのフィルターを触らせたくない
 
といった際には厳しいです。
 
特にDBのフィルター部分が個人的には嬉しくて、学生の宿題提出やアンケートをもらった場合に他の学生にシェアしてもOKな人の宿題は表示させて、そうじゃないものは非公開にするみたいなことがやれるのが嬉しいです。
 
Notionの限定公開そのままだとフィルターも触れちゃう
 
ということで以下サービス紹介と触った所感を記載します。

1. Potion

まずはPotionから。 NotionFormsというフォームサービスを探して試した際に、姉妹サービス的な立ち位置で紹介されていました。
サイト作成時のデフォルトのドメインは https://~~~~~~~.addpotion.com になります。
NotionFormsと連携してフォームも作れます。
 
これは他のサービスでもほぼ一緒ですが、こんな形でナビゲーションメニューも追加できます。
 
ちなみにカスタムコードを仕込むのは無料ではできなさそうでした…
 
 

2. Simple.ink

Potionを調べてるとSimple.inkという別サービスも発見。
サイト作成時のデフォルトのドメインは https://~~~~~~~.simple.ink になります。
こちらもフォーム機能もついてます。
 
PotionとSimple.inkのフォームは簡単な使い方としては問題ないですが、リレーションを組んでいるフィールドは現時点では使えなさそうでした。
これは別記事とかでフォームサービス検証とかでまとめてみたいです。
 
ちなみにカスタムコードも無料で埋め込めて
などを埋め込んでアラートが動くことは確認できました。

3. Bullet

こちらはPotionやSimple.inkに比べると結構多機能な印象です。
サイト作成時のデフォルトドメインは https://~~~~~~~-bulltet.pages.dev になります
 
管理画面はこんな感じです。
 
Robot.txtが書けるので特定のページだけインデックスさせないとかもやれそうです。
 
アナリティクス機能。GA入れるほどでもない簡易的なページを作るつもりでいたので個人的には便利そうでした。
 

5. N2B

ここまでのWebサイト作成はランディングページのイメージで紹介していたのでちょっと文脈が違いますが、Notionでブログを作るサービスです。
現在はベータ運用中で期間限定で無料とのことです。
ログイン後画面
@otoyo0122さんが開発されていて、開発の様子なども投稿してくれているので覗いてみましょう。
 

6. Oopy

トップページを見たところ、韓国サービスっぽいですが、日本語ページもありました。
トップページを見たところ、韓国サービスっぽいですが、日本語ページもありました。
1週間無料で試せるとのことですが、メールが送られて来なく、試すことができませんした…
 
試せた人いたら教えて下さい…苦笑

7. Super

NotionでWebサイト作る系サービスだと一番有名かもしれません。
 
これについては調べると使ってみた記事がたくさん出てくるので割愛します。

8. Fruition

これも少し番外編で、サービスというよりもツールキットとのことで、自分でCloudflare Workersにデプロイする仕組みになります。
こちらの記事でやり方が紹介されています。
これも結構アリなのですが、サービスっていう括りだと少し違う気もするので番外編っぽい感じの紹介にしました。
 
自分で設定する部分が少しハードルありますが、用途によってはめちゃめちゃありですね。
 

まとめ - 結局何を選んだか

 
何個か検証しましたが、機能は基本的にほぼ一緒です。
無料で使うのか、有料で使うのかで結構話が変わってくると思います。
 
取り急ぎ今回はBulletを採用してみようと思っています。
 
無料枠で
  • 限定公開がrobot.txt制御で割と柔軟
  • カスタムコードを仕込めた
  • ナビゲーションバーなどカスタマイズもできる
  • アナリティクスも使えるぽい
というところがBulletの良さそうな点でした。
 
その他、以下の要素もあります。
  • N2Bは基本がブログなので今回のケースでは除外
  • サービス検証的な意味合いもあるので、Wraptasはすでに使ってるので除外
  • 同様にSuperはみんな使ってて面白くないので除外
  • Simplie.inkも良さそうで、フォームがリレーション対応してくれていたらこっちを選んだ気がします。
  • Potionはシンプルだけど無料でできる範囲が結構限られる
  • Fruitionは今回は手間掛けたくないので別の機会で使いたい
 

よもやま - 本当はパスワードプロテクション使いたい

 
無料でやれる範囲のnoindexやrobot.txtでの限定公開はURLがバレるとアクセスできてしまうため、ページのパスワードプロテクションを使いたいところではあります。
 
どこのサービスでも基本的に有料の機能みたいでしっかり調べられてないですが、Wraptasの場合はサイトの全てをロックするかしないかしか選べませんでした。
 
公開したいページとパスワードで守りたいページを柔軟に分けられるサービスがあればWraptasからの乗り換え検討もしたいと思ったりもしました。
 
今回、以下の記事が参考になりました。